【キーウ共同】ウクライナの汚職捜査専門2機関の権限が法改正により大幅に制限された問題で、最高会議(議会)は31日、2機関の権限を回復させる新法案を可決した。ゼレンスキー大統領が同日、法案に署名し成立した。欧州連合(EU)や欧州主要国が早期成立を支持していた。
2機関は、国家汚職対策局(NABU)と特別汚職対策検察。2014年に親ロシア政権が崩壊した「マイダン革命」後に創設され、EU加盟の条件となる汚職対策を担っていた。権限を制限する法改正の背景には、政権中枢への捜査や、検察など従来の捜査機関との対立が指摘されている。
