和歌山県の太地町立くじらの博物館は開館54年を迎えた2日、飼育中に死んだ動物の供養祭を営んだ。敷地内にある供養碑の前で、地元の寺の住職が読経する中、職員ら約40人が焼香して静かに手を合わせた。
施設は1969年にオープン。80年から開館記念日の行事とし、追悼を続けている。死んだ動物の総数や内訳は公表されていない。
博物館によると、今年4月1日時点で9種36頭の鯨類や55種168匹の魚類などを育てている。館長の稲森大樹さん(38)は「命と向き合い、今を生きている動物が豊かな飼育環境の中で長く暮らせるよう、努めたい」と話した。
