【イスラマバード共同】パキスタン下院は10日、カーン首相への不信任案を賛成多数で可決した。与党側も一部造反した。カーン氏は失職。下院暫定議長は新首相選任手続きを11日に始める意向を表明した。経済失策を問責する野党側が提出した不信任案に対抗しカーン氏側は3日に下院を解散したが最高裁が違憲と判断し、審議再開を指示。地元メディアによると、パキスタンで首相不信任案可決は初めて。
カーン氏は野党側が「外国勢力」と結託していると主張し、政権交代は受け入れられないとして国民に抗議行動を呼びかけていた。カーン氏への支持は根強く、パキスタンで内政の混迷が深まる恐れがある。
