慶応大などのチームが昨年12月、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った神経のもとになる細胞を脊髄損傷の患者に移植した世界初の臨床研究について、独立した専門家の委員会が現時点で安全性に問題はないと評価したことが30日分かった。チームは、2例目の患者候補の受け付けを4月から始める。
臨床研究では、スポーツ中のけがや交通事故で運動機能や感覚を失った負傷後2〜4週の患者4人が対象。研究を続けるかどうかを見極めるため、移植から3カ月間、患者の状態のデータを集め、安全性を評価する計画になっていた。
委員会は、3月初旬までに集まった1例目の患者のデータを分析した。
