山口県宇部市の宇部中央消防署員の松永拓也さん=当時(27)=が2019年1月に自殺し、昨年9月に地方公務員災害補償基金山口県支部が公務災害と認定した問題で、基金側の医師が、職場環境の改善が期待できない中、上司からハラスメントを受け、何らかの精神疾患を発症し自殺したと判断していたことが9日、分かった。
両親が宇部・山陽小野田消防組合に損害賠償を求めた訴訟で、山口県支部が山口地裁に出した公務災害の認定理由が記された書面で判明。支部は疾患と自殺に相当因果関係があるとしている。松永さんは遺書で職場のパワハラや金銭問題を告発していた。