ソフトバンクグループ(SBG)は8日、子会社の英半導体開発大手アームを米半導体大手エヌビディアに売却する取引を断念したと発表した。欧米当局が半導体業界の競争上の問題があるとして懸念を示していた。孫正義会長兼社長は決算発表の記者会見で、2022年度中にアーム株を上場させる考えを明らかにした。米ナスダック市場を想定しているという。
孫氏は「各国政府が合併を阻止するという強い動きに出た。これ以上は承認を得る努力をしても認められないので諦める」と説明。アームは、クラウドや「メタバース」など成長分野を先導すると強調し「半導体業界史上、最大の上場を目指す」と述べた。