【北京共同】中国国営通信の新華社などによると、4日開かれた北京冬季五輪の開会式で、聖火の点火者に新疆ウイグル自治区出身のウイグル族の女子選手が起用された。同自治区での人権侵害に国際社会で批判が高まる中、少数民族が活躍できる社会を実現しているとアピールする狙いとみられる。
点火者2人のうちの1人が、ノルディックスキー距離に出場するウイグル族のジニゲル・イラムジャンだった。
中国は新疆で「テロ対策」を理由に多数のウイグル族などを収容施設に入れ、思想教育を行ってきた。米英などは人権侵害だと問題視し、五輪に政府代表を派遣しない「外交ボイコット」に踏み切っている。