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二階堂ふみ、役所広司は“恩人”「生涯をかけて恩返しをしていきたい」

役所広司への思いを明かした二階堂ふみ (C)ORICON NewS inc.

 俳優の二階堂ふみが16日、都内で行われた映画『わたしの知らない子どもたち』公開初日舞台あいさつに登壇。自身の映画デビュー作『ガマの油』(2009年)で監督・主演を務めた役所広司への思いを明かした。

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 本作は、『すばらしき世界』『永い言い訳』などを手がけた西川監督が、原案・脚本・監督を務めるオリジナル作品。1945年の終戦後、家族を失った12歳の少女が、焼け野原となった東京で生き抜こうとする姿を描く。新人の小八重葵美が本作で初主演を務め、二階堂とともに物語の中心を担う。

 この日は、共演した羽山由一郎から「泣く演技が苦手。泣く場面はどのように演じていますか」と質問が寄せられた。二階堂は「同じような質問を、この作品にも出られている役所広司さんにしたことがある」と回顧。「私にとって役所さんは映画デビュー作の監督でもあって、このお仕事を始めさせていただいて、生涯をかけて恩返しをしていきたいと思っている俳優さん」と特別な存在であることを明かした。

 演技経験がほとんどなかった当時、二階堂も役所に「泣くのはどうやってやればいいんでしょうか」と尋ねたという。役所からは「泣くことが大事なんじゃなくて、一つ一つのシーンを大事にして、その役の人生に向き合っていけば、涙は自然と出るかもしれない。涙が出なかったとしても、それが答えなんだと思う」と教えられたと振り返った。

 二階堂は「泣くことを意識するのではなく、その時にキャラクターがどういう感情なのかを、台本を読みながら大事にするようにしています」と羽山へ伝授。役所から二階堂、そして次世代へと受け継がれた言葉に、羽山は「本当にすごいです」と感激していた。

 舞台あいさつにはほかに、小八重、小林丞之介、渋谷そらじ、西川美和監督が登壇した。"